メイクを落とすことは、メイクアップよりも大切とされていますが、実はメイクを落とした後の「洗顔」も理想的な肌を守り続けるために重要なことはあまり知られていないようです。
今回は、メイクの落とし方と同様に重要な洗顔についてコツや知っておくべきことをご紹介します。メイク落としと合わせて洗顔も見直してみましょう。
クレンジングと洗顔の違いとは
意外に知られていないこととして、クレンジングと洗顔の違いがあります。
一見は同じような動作でも、役目は大きく異なります。この役目の違いを正しく理解することがご自身の肌を守るために重要です。
クレンジングはあくまでも化粧や皮脂汚れ、毛穴に詰まった角栓などを落とすための作業で、それに対して洗顔は、肌に残っている不必要な古い角質や汗、脂などを洗い流すことを目的としています。
簡単に言うと、洗い流す対象のものが違うといったところでしょう。
クレンジングだけでも見た目は綺麗になっているように見えますが、クレンジングで油性の汚れを落とせても、水性の汚れは落とせません。
水性の汚れを落とすためにも洗顔が必要不可欠と言えるのです。メイクの落とし方として、クレンジングと洗顔は必ずセットと考えてください。
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クレンジングと洗顔の重要なポイント
クレンジング後に洗顔をすることは一連の流れですが、注意すべき点もありますので、しっかり理解しておきましょう。
クレンジングで主に油性の汚れを落とし、洗顔で水性の汚れを落としますが、どんなクレンジング剤や洗顔料を使用しても肌には刺激を与えてしまいます。
この刺激は人によって様々ですが、絶対に必要なことは洗顔後のケアです。
主に化粧水、乳液、クリームなどを使って保湿を徹底する必要があります。クレンジングと洗顔をすれば良いと言うわけではありません。
保湿までを一連の流れとしましょう。
洗顔の効果的な方法
洗顔はクレンジング同様に優しく、時間をかけてすることが基本です。
クレンジングでも洗顔でも、Tゾーンを起点としてとにかく優しく顔全体をマッサージするようにして洗っていきます。
クレンジング後の洗顔は肌への負担にもなりますので、より一層優しくすることが求められます。
そして、クレンジングと洗顔の行程で大きく違う点は「すすぎ」です。
クレンジングも洗顔もすすぎの際にはぬるま湯がおすすめですが、洗顔の場合はお肌にクレンジング剤や洗顔料が残らないように丁寧にする必要があります。
特に目元や口元、鼻の周辺にはクレンジング剤や洗顔料が目に見えない形で残ってしまっていますので、これらの周辺は擦ることなく、丁寧にぬるま湯をかけて洗い流すようにしてください。
洗顔こそメイクの落とし方の重要なポイント
- クレンジングと洗顔の違いを正しく理解する
- クレンジングは主に油性の汚れを落とすことが目的
- 洗顔は主に水性の汚れを落とすことが目的
- クレンジングよりも、丁寧にすすぎをすることが大切