口紅やグロスと並んで唇のメイクに大活躍のリップティントですが、重宝している人も多いことでしょう。
時間が経過しても落ちにくいため、塗りなおす手間を省ける便利コスメです。
しかし、便利な反面、クレンジングの際に「落ちない」ことを経験した人も多いはず。
今回は、メイクのなかでも落ちにくいと定評があるリップティントのメイクの落とし方や、唇への知られざる影響についても触れてみたいと思います。
リップティントが与える唇へのダメージ
長時間落ちないリップティントは実は唇へのダメージを与えやすい側面があります。
リップティントを使用することでダメージが発生するのではなく、最もダメージを与えてしまうのは「クレンジングのとき」なのです。
リップティントは、ついつい擦って落とそうとしてしまいますが、擦ることで唇にもメラニンが蓄積されやすくなり、結果的に黒ずみやシミになってしまう可能性があります。
落ちにくいが故に、洗浄力が強いクレンジングオイルを使ったり、ゴシゴシ擦って落としてみたり、クレンジングの方法が原因となって唇は傷んでしまいます。
逆を言えば、リップティントの正しい落とし方を理解すればダメージは防げるということです。
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リップティントの正しい落とし方
リップティントは大きくわけて2つの方法で落とすことが一般的です。
ひとつはクレンジングオイル、ふたつめは専用リムーバーです。
クレンジングオイルはメイクを落とす洗浄力が強い分、肌への刺激が強い側面があります。
クレンジングオイルは短時間で落とすことも可能なため便利ではありますが、繊細な唇にはあまりおすすめできないのが実情です。
そのため、リップティントの最もおすすめの落とし方は、専用リムーバーを使うことです。
リムーバーをコットンに染み込ませてから、唇に当てて馴染むまでそのまま放置します。
その後、擦らないように優しく拭き取ることでダメージを抑えつつ、リップティントを落とせます。ジェルタイプのリムーバーも同様の方法です。
落とした後が重要な唇ケア
リップティントは唇の角質層に色を染み込ませることで効果が長持ちするのが特徴です。
対して、口紅やグロスはあくまでも唇の表面に色を付けるだけです。
この違いが蓄積されたときにカサカサ唇として表面化します。
リップティントの落とし方は、リムーバーを使うことをおすすめしましたが、肝心なのは角質層まで浸透した強い色素によって乾燥した状態になってしまう唇に潤いを与えることです。
唇は肌と比較して代謝が良く、3日から5日で細胞は入れ替わるとされています。
その入れ替わりのたびに乾燥してしまいますので、クレンジング後だけでなく、日常的にリップクリームなどを使った保湿は重要です。
リップティントの落とし方はアフターケアも大切
- リップティントによる唇のダメージはクレンジング時に起こる
- 正しいリップティントの落とし方を理解する
- 落とし方も重要だけど、アフターケアの保湿も大切