日本人女性の多くが悩む乾燥肌ですが、メイクをすることによってより一層乾燥した状態になることをご存知でしょうか。
さらに、メイクを落とさないまま寝てしまうと乾燥はさらに進み大変なことになります。
今回は、乾燥肌の人に最適なメイクの落とし方をご紹介したいと思います。
乾燥肌の人は、クレンジングの種類やメイクを落とした後のケアが重要ですよ。
メイクの落とし方と乾燥肌の影響
そもそもメイクの落とし方は様々です。
濃いメイクのときは、オイルやジェルなどを使い、メイクが薄いときはリキッドタイプを使う人が多いでしょう。
メイクを落とすことだけを考慮すればオイルでもリキッドタイプでも構いませんが、大切なことは「自分の肌に合っているかどうか」です。
仮に、乾燥肌の人が洗浄力が強いクレンジングオイルを使うと、メイクは落とせるものの肌は一層乾燥しがちです。
ひとつの目安として、メイクが落ちる洗浄力が強い物は、乾燥肌の人は避けたほうがいいということを覚えておきましょう。
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乾燥肌の人におすすめのクレンジング剤
乾燥肌の人に最適なメイクの落とし方でおすすめするのは、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングジェル(水性)、そして植物性のクレンジングオイルです。
クレンジングクリームとクレンジングミルクは、クリームそのものに保湿成分が含まれており、厚みもあるため洗う際に摩擦が起こりにくいという特徴があります。
特に乾燥肌の人は、メイク落としの際に指や手の平が肌と擦れてしまうことを避ける必要があります。
クリームやミルクタイプのクレンジング剤はこの点で優れています。
クレンジングジェルも同様で、摩擦を抑えながら保湿効果も見込めます。
しかし、ジェルを選ぶ際に注意すべき点は「水性のジェル」と「油性のジェル」があるということを知っておくことです。
油性はクレンジングオイルと同じで洗浄力が強いため、結果的に乾燥肌の人にとっては肌への負担が増してしまう傾向があります。
水性ジェルは洗浄力が弱いものの、お肌には優しいため乾燥肌の人には向いています。
植物性のクレンジングオイルも乾燥肌の人にはおすすめです。植物性オイルにはビタミンなどの栄養素も含まれているため、クレンジングと合わせて栄養補給も可能です。
なかでもホホバオイルは人の肌に馴染みやすいとされています。
気をつける点として、植物性オイルは人によってはアレルギーを起こす可能性がありますので、試す際は肌に合うかどうかを見極めてから使ってください。
クリームやミルクタイプのクレンジング剤や、ジェル、植物性オイルなどいずれにも共通していることは「洗浄力が弱い」ということです。
このため、濃いメイクをする人はこれらを使ってメイクを落とすのには時間を要します。
従って、乾燥肌の人は濃いメイクを避けるようにすることが肌を守ることに繋がります。
乾燥肌向けのメイク落としは保湿が肝心
- クレンジングと乾燥肌の関係性を理解する
- 乾燥肌に向いているクレンジング剤を理解する
- 乾燥肌の人はメイクを薄めにするのが無難