近年多くの女性から支持されているのが、水も要らず、時間も節約できる「拭き取りタイプのメイク落とし」です。
忙しい日々のなかで、少しでもクレンジングの時間を節約したいという女性の望みを叶えてくれたヒット商品です。
今回はそんな洗い流さなくてもいいメイク落としの特徴や、メリットデメリットをご紹介します。
洗い流さないことによるお肌への影響
結論から先に書くと、洗い流さないことはお肌にとっては良くありません。
シートやコットンタイプのメイク落としにはクレンジング剤が染み込んでいるため、メイクを落とすことは可能ですが、実はそのクレンジング剤が目には見えないかたちでお肌に残っているのです。
本来であれば、クレンジングの後に洗顔をするため、顔に残っているクレンジング剤は洗い落とせますが、洗い流さない場合はそのまま肌にクレンジング剤が付着した状態で過ごすことになります。
仮に、お肌にニキビや吹き出物などがある場合は、これらに刺激を与えてしまう可能性があり、なおかつ乾燥肌になりやすくなるという可能性も含んでいます。
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洗い流さないメイク落としのメリデメ
まずは、メリットですが「利便性」でしょう。
コンビニにも必ず置いてありますし、手軽に持ち運べることから旅行のときなどに重宝している人は多いでしょう。
さらに、最近の拭き取り式のメイク落としはクレンジング力も高く、濃いアイメイクすらも簡単に落とせます。
便利で、なおかつ洗浄力が強いことが最大の強みと言えますね。
一方、デメリットもあります。デメリットを要約すると「肌へのダメージが大きい」ということになります。
特に外出先でメイクを落とす際は、洗顔が出来ないこともあるでしょう。
その際は、クレンジング剤を洗い流せず放置することになります。
さらに、メイクを拭き取ることによる「摩擦」や「乾燥」も発生するため、便利な反面、お肌には良くないという側面もあるのです。
洗い流さないメイク落としの正しい使い方
洗い流さなくても良いメイク落としは、基本的には保湿成分が含まれていますが、この保湿成分がしっかり含まれていることが重要な基準になります。
なぜなら、メイクを落としている間にも乾燥が進むため、いかにメイク落とし中から乾燥を防ぐかがお肌を守ることに繋がります。
メイクを拭き取った後はクレンジング剤が顔に残らないように、ぬるま湯で顔全体を洗い流すことをおすすめします。
それが出来ない場合は、コットンに水を含ませて目元、鼻、口元だけでも優しく拭き取るといいでしょう。
最後には、保湿クリームを塗ることを忘れないようにしてください。
洗い流さないメイク落としは肌への負担が大きい
- 拭き取りタイプのクレンジングの肌への影響を理解する
- 洗い流さないメイク落としのメリットデメリットを理解する
- 出来る限りクレンジング後は洗い流すことを意識する