できてしまってからでは遅いお肌の「しみ」ですが、多くの女性の悩みであることは間違いないでしょう。
実はこのシミとクレンジングには密接な関係性がありました。
今回はシミとクレンジングの関係性と、シミ対策として出来ることをご紹介したいと思います。
シミができるメカニズムを知ろう
そもそもお肌にシミが出来る原因となるのは「摩擦」であることをご存知でしょうか。
実は日々のメイクやクレンジング、洗顔の際に発生している摩擦によって肌の内部では軽い炎症が起きているのです。
ほとんどの場合は目で確認できないような炎症ですが、ごく稀に赤い斑点のような状態で表面化することもあります。
この炎症が起きた周辺では活性酸素が増えます。
活性酸素は正常な細胞さえも傷つける性質があるため、それを防ぐためにメラニン色素が放出されます。
このメラニン色素が付着し、薄い茶色や薄い黒色のシミとして表面化するのです。
シミの原因を要約すると、摩擦とメラニン色素によるものと言えます。
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シミが出来ないようなクレンジングとは?
シミの大きな原因となるのは「摩擦」です。
クレンジングは日常的に肌を摩擦し続けている動作です。
そのため、いかにクレンジングの際に手や指と顔の肌に摩擦を起こさないかということが鍵になります。
シミの原因となる摩擦を避けるためには、クレンジング剤選びが重要です。
一般的にメイクを手っ取り早く落とせるクレンジングオイルは、指と顔の肌との間に入り込まないため摩擦が起きやすいとされています。
なおかつ、洗浄力が強いため肌への刺激が強い側面もあります。
これらの影響も考慮すると、もっともおすすめしたいクレンジング剤は「クレンジングクリーム」です。
クレンジングクリームは、名前の通りクリーム状のため、指と顔の肌の間に入り込み摩擦を緩和する効果もあります。
そのため、洗浄力こそ低いですが、摩擦を抑えながらメイクを落とせるのです。摩擦が原因となる、シミ対策には最適なクレンジング剤と言えるでしょう。
シミを増やさないためには
シミの改善や防止のためにできることとして、すでに出来てしまったシミを取り除こうとすることよりも、日常的にシミを増やさないようなクレンジング習慣を身につけることのほうが大切です。
そのためには、洗浄力が強くなく、摩擦を緩和する効果があるクレンジングクリームを使用することが最適でしょう。
クレンジングの際にも、洗顔の際にもとにかく擦らないように注意深くしましょう。
さらには、水分がなくなってしまった顔の表面に仕上げの保湿をすることも大切です。
シミの原因は他にも紫外線などによるものなどもあります。
日々の生活のなかで、紫外線を避けることと合わせて、クレンジング法も見直してみるといいでしょう。
シミを防ぐにはクレンジングも重要
- シミが出来るメカニズムを知る
- シミはメイクやクレンジングなどの摩擦が原因
- クレンジングクリームを使って摩擦軽減が最適