女性の肌の悩みと言えばシミ、シワ、たるみですが、これらと並んで気になるとされるのが「くすみ」ではないでしょうか。
肌色がハッキリしないことや、どうにも暗い印象になってしまうということを気にする人は多いようです。
今回はそんな悩ましい「くすみ」の原因のひとつともされている肌ステインとクレンジングの関係についてご紹介したいと思います。
くすみの原因となる肌ステインとは
一言でくすみと言っても症状は様々です。
すっぴんの時の顔色が暗いことや、メイクをしても明るい色にならないことなどが代表的ですが、そもそも原因となる肌ステインとはいったいどういうものなのでしょうか。
肌ステインとは、細胞内のたんぱく質と毛穴のなかにあるたんぱく質が酸化して黄ばんだ状態で肌に付着したものを指します。
この肌ステインは一般的な洗顔料や、美白をうたった化粧品では落とせません。さらに、1、2日ほどの短期間で蓄積してしまう特性があります。
この肌ステインが顔全体を暗くさせ、肌本来の色やツヤを奪っているのです。
年齢を重ねるに連れて、肌の色がトーンダウンしているように感じるのはこれが原因と言われています。
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肌ステインとクレンジングの関係
くすみの原因のひとつとされる肌に蓄積されるステインですが、洗顔や美白美容品では落とすことが出来ないとされています。
現在国内でも一部のメーカーが肌ステインを除去することをうたったクレンジング剤を販売していますが、これを使えば肌ステインが全て解決されるというわけではありません。
そこでおすすめしたい肌ステイン対策は「肌ステインとなる原因を防ぐこと」です。お肌に付着してしまう黄ばみを作り出さないことが、肌ステインに対する対策としては一番有効です。
肌ステインの原因となるのが「酸化」です。この酸化をいかにして防ぐかが重要なポイントです。次で、酸化に対する対策をご紹介します。
肌のステインを防ぐには酸化を防ぐことが先決
肌ステインはたんぱく質が酸化して黄ばんだものが肌に付着したものです。
たんぱく質を酸化させないことでそれらが黄ばんでしまうことを防げます。酸化は、活性酸素が増えることで起こります。
つまり、活性酸素を必要以上に増やさないことがくすみの解決に繋がるのです。
活性酸素は主に紫外線やストレス、喫煙、飲酒などによって増加します。
増えた活性酸素は正常な細胞までも攻撃してしまい、結果的にたんぱく質までも酸化させて黄ばませてしまうのです。
そんな活性酸素を少しでも減らすために有効なクレンジングが、肌への刺激が少ないクレンジングクリームやリキッドタイプのクレンジング剤です。
洗浄力が強いクレンジングオイルやジェルなどは界面活性剤が多く含まれているため、活性酸素が増加してしまいます。
くすみの原因となる肌のステインには、肌に優しいクレンジングクリームやミルクを使い続けることがおすすめです。
肌ステインは防げる!
- くすみの原因の肌ステインを理解する
- 肌ステインを落とすことよりも、付着を回避することが大切
- クレンジングクリームやミルクがおすすめ